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高い熱伝導と重みのある蓋で、うまみを逃さない無水料理から揚げ物まで幅広く使用でき、一流シェフからも大人気のストウブ鍋。実際に家庭料理でも使いこなせるのか、せっかく買ったのに出番は少ない・・・なんて悲しい結果にならないよう、購入する前に確かめたいですよね。
私は料理は得意でないのに、なぜか目に止まり魅了されたストウブ鍋。
お店で下見することなく、いきなりネットで購入し、初めて手にした時の鍋の重みなど。
実際に10年以上前に購入したストウブ鍋のレビューもお伝えします。
ストウブ鍋とは
フランス北東部のアルザス地方で誕生した鉄製の鋳物(いもの)ホーロー鍋。
無水調理、煮る・焼く・蒸す・揚げる・オーブン調理まで、様々な調理ができます。
この地を象徴する鳥、コウノトリがブランドのロゴにも印されており、「食卓に幸せを運ぶ」商品をお届けしたいという思いが込められているそうです。
熟練の職人の手によって、細部にまでこだわって作られた商品はそれぞれが風合いが異なり、一つ一つの鍋がオリジナル。
伝統ある鋳物鍋の利点を引き出した、独創的なストウブの鋳物ホーロー鍋は、世界中のシェフや料理愛好家にも選ばれています。
ストウブ鍋の特徴
ストウブ鋳物(いもの)ホーロー鍋
高温で溶かした金属を型に流し込み、冷やし固めた製品を鋳物(いもの)と呼びます。
鋳物が使われるようになり、なんと2千年以上の時が経っているそうで、ストウブの鍋は今でもフランスの伝統的な製造方法で造られています。
耐久性と保温性があり、長年使われている伝統的な鋳物鍋にエマイユ(ホーロー)加工を施し、更に進化させた鋳物鍋がストウブの鋳物ホーロー鍋なのです!
メモ
エマイユ(ホーロー)とは
ガラス質の釉薬を高温で焼き付けたもの。ニオイや汚れが付きにくく、保温、冷却性に優れている。酸や塩分にも強い特徴をもつ。
ストウブ鍋のエマイユ加工を施した 鋳物鍋の特徴
- 肉はジューシーに、野菜はみずみずしく、より豊かな味わいを実感できる。
- 食材の味が際立つので、ヘルシーな味付けで美味しく仕上がる。
- ヨーロッパだけでなく、日本やアジア各国の料理にも特徴が活かされる。
- ストウブ鍋に使われている鋳鉄(ちゅうてつ)は、均一な熱伝導と保温性、蓄熱性に大変優れている
- ホーろーなべは温度が一度上がると冷めにくく、弱火や低温調理が可能なので節電にもなる
- ガス・IH(100V、200V)にも対応
ストウブ鍋 内部の黒マット・ エマイユ(ホーロー)加工
鍋の内部はザラザラとした手触りのエマイユ加工がされており、細かな凸凹が食材の旨みを凝縮し、香ばしく豊かな風味を生み出します。油のなじみも良く、食材の接点も少なくなるので焦げ付きにくく、鍋のお手入れも簡単になります。
ストウブ鍋の蓋に隠された秘密
厚く重みがあり、しっかり密閉でき、蒸気が隙間から逃げにくい構造のストウブ鍋の蓋。食材から出た水分を蒸気に換え、鍋の内部で対流させます。
ストウブ鍋の蓋裏には、「ピコ」と呼ばれる突起が付いており、突起に付着した蒸気が水滴となり、食材へまんべんなく降り注ぎます。この仕組みをアロマ・レインと呼びます。
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アロマ・レインによる水滴化はストウブ鋳物(いもの)ホーロー鍋のオリジナル技術で、通常の蓋で起こるセルフベイスティングの9倍もの効果をもたらすそうです!
ポイント
セルフベイスティングとは・・・?
ストウブの鍋では、食材から出た水分を蒸気に換え、鍋の内部で対流させることで旨みが凝縮された水滴となり、鍋蓋裏のピコ(突起)をつたい自動的に料理へ降り注いでくれることを指しています。
ストウブ独自のエマイユで、美しいカラーバリエーション
職人の手によって形成された鋳物鍋に、ストウブ独自のエマイユ加工を施します。
鍋の内側と外側に液状のホーローを吹きかけますが、鍋の内側はマットな黒でストウブ独自のザラザラ加工で仕上げ、外側は黒やグレーなどのスタンダードカラーなら2層、マジョリカカラーなら3層のコーティングで輝きと深みのあるカラーに。
エマイユ加工で耐久性を高めるだけでなく、キッチンやテーブルを豊かな彩りで演出してくれます。
ストウブ鍋 ココットの種類
今回はストウブ鍋のベーシックライン、ピコ・ココット をご紹介します。
ココットとはフランス語で「鶏」を意味しており、鶏を煮込むという鍋本来の用途に由来していますが、煮込み料理だけでなく、揚げ物やお米を炊いたり、パンを焼くことまでできるお鍋です。
蓋のノブ(つまみ)は高温に対応しているので、蓋をかぶせたままのオーブン調理も可能です。
(※250℃までに対応)
ピコ・ココット ラウンド
ピコ・ココットのラウンド型は、長年使用しても飽きないデザインです。1つは欲しいストウブ鍋の定番商品です。
ストウブ鍋で炊いたご飯を食べてから、炊飯器を使わなくなる人もいるくらい、美味しくお米が炊けますよ。
ピコ・ココット オーバル
ピコ・ココットのオーバル型はラウンドと比べ、肉や魚・細長い野菜などの食材を丸ごと調理できるので、料理の幅が広がります。アスパラガスやとうもろこし等、丸ごと蒸したり、食材そのものの旨みを味わえる調理が可能になります。デザインも素敵ですね。
ストウブ鍋 ピコ・ココット サイズから選ぶ目安
ピコ・ココットは、気軽に使える小さなサイズから、家族が増えたり、更には来客時のパーティーレシピに対応できる大きな物まで、豊富なサイズが揃っています。
ピコ・ココットラウンド型
10cm | スープや焼き菓子、テーブルにサーブするソース、一人分のデザート ※底の直径8cmの為IHに使用できない場合あり |
14cm | ちょっとしたおかずや汁物、ごはんや麺類の1人分の主食調理 (容量1L) |
16cm | 少量の煮物や唐揚げ、1人分のごはんや麺類 (容量1L) |
18cm | かぼちゃの煮つけ等の副菜、 2人分の炊飯や汁物など万能サイズ(容量2L) |
20cm | 3人分からの炊飯、メインディッシュと家族の人数が変わっても長く使用できるサイズ(容量2L) |
22cm | たっぷりのメイン料理や作り置きレシピに活躍。3人~5人家族に使いやすいサイズ(容量3L) |
24cm | メイン料理や炊飯に。 カレーやシチュー、5人以上の家族におすすめサイズ(容量4L) |
26cm 以上 | ローストチキンなど、食材を丸ごと調理するレシピに。人が集まる時のパーティーレシピに (容量5L~) |
ピコ・ココットオーバル型
11cm | 小さなおつまみや付け合わせ、焼き菓子や1人分の器としても ※底の直径が10cmの為IHで使用できない場合あり |
15cm | お弁当のおかず、少量の煮物、 から揚げ、オーブントースター調理にも最適です(容量1L) |
17cm | 1人~2人分のおかず、そのままテーブルに出せる便利なサイズ (容量1L) |
23cm | メインディッシュ、ポトフや長い食材の揚げ物など、万能サイズ(容量2L) |
27cm | ローストビーフやチキンの丸ごと調理、とうもろこし等長い食材も丸ごと無水調理できます (容量3L) |
29cm 以上 | 大家族のカレーやシチュー、スペアリブなど骨付き肉、パーティーレシピに(容量4L~) |
ストウブ鍋の口コミ
実際にストウブ鍋を使用している方々の口コミを調べてみました。
ストウブ鍋の良かった口コミ
ずっと迷っていたSTAUBですが、使ってみて「もっと早く買えばよかった」と思いました。蒸し野菜はホクホクで甘くなり、煮物は調味料が少なくてもしっかり煮込めるため、ヘルシーに仕上がります。無水カレーや肉じゃがも作ってみたいと思います。本体は重たいのでキッチンに出しっぱなしにしていますが、ナチュラルな色合いで目立つことなく馴染んでいます。
鍋はずっと白のルクルーゼを使ってましたが内側の経年劣化の色が気になって、Staubのこのサイズをかいました。4人家族でカレーや豚汁、煮物などを作るのに丁度良くて気に入ってます! 子供もある程度おおきくなっていて当日食べ切る分だけなら20cmでも大丈夫そうですが、お代わりしたり翌日に少し残しておきたかったので22cmにしました! 24cmだった場合、我が家には大きすぎて出番がなさそうてす(22cmを使ってみてからの感想)。なので
20cmか22cmはかなり使い勝手も良いなと思いました!
炊飯用に22cmのラウンドにしました。色はブルー。深い青でとってもキレイです。早速、12穀米を炊いてみました。4合まで炊けます。炊飯器より早く炊けるので助かっています。
大満足です!!こちらで肉じゃがを作ったら、じゃがいももにんじんもとっても甘くて美味しい♪22cmは2人分の肉じゃがやポトフではちょっと大きいですが肉を焼いたりカレーを作ったりもしたいのでやっぱりこのサイズが良いと思いました。
引用:楽天市場
ストウブ鍋の後悔な口コミ
レシピや使い方などついていると助かるんですが、初心者の私には、まだまだ使いこなせず…。高いし重いし、結局普段は別の鍋を使ってしまいます。
琺瑯鍋デビューに、staubとルクルーゼとシャスールのどれにしようか悩んだ末に、staubにしました。staubの煮込み料理の威力はすごかった。無水調理とか得意です。ただ・・・4人家族には小さかった・・・。直径でなく、容量で買わなきゃいけないなと反省しました。
重いとは聞いていたけど、本当に重かったです。大は小を兼ねると思って大きいのを購入したので更に…。使いこなせてません
やはり重いので、隣のコンロにちょっと移動…とかは両手でやらなくてはなりません。重みのため使うのに気合いのいるお鍋ですが、焼き芋やすき焼きなど活躍しています。
引用:楽天市場
実際のストウブ鍋レビュー
私が10年前に購入したのは、ストウブ鍋のピコ・ココット24cmです。
炊飯器の代わりに、当時は高さのある炊飯用の土鍋を気に入って使用していましたが、お鍋の蓋を落として割ってしまったのをきっかけに、土鍋と同じくらい美味しくご飯が炊けて、壊れない鍋を必須条件に検索した結果、ストウブ鍋にたどり着きました。
私にとって、金額的にも大きな買い物だったので、サイズと色にとても悩んだ記憶が鮮明にあります。子供たちも大きくなったら、炊飯の量も明らかに増えるはず!と、当時の我が家には少し大きめの24cm、色は定番の黒にしました。
大きさの目安になるかわかりませんが、牛乳と写真を撮ってみました。
鍋はずっしりと重みがあり、購入した当時はキャンプへ行くと時にも持参して炊飯で使いました。キャンプの時は、BBQ用でもっと低価格の鉄鍋を準備すれば良かったのに・・・との思いもありましたが、当時はそのような知識もなく、ダッチオーブンとして使えるなら!と惜しみなく使用してしまいました。家で食べるご飯よりも何倍も美味しく感じたのはなぜでしょう。ストウブ鍋で炊飯した炊き立てご飯が、子供たちにも好評だったのを今でも覚えています。
10年以上使用しても鍋の内側は購入当時と変化はないかと思います。いきなり強火で使用したり、強い衝撃を与えなければ、お鍋自体は長く使えると思います!炊飯をメインに使用していましたが、鍋の縁などが錆びやすいので、時には油調理にも使った方が鍋が喜びそうな気がして、唐揚げ、ミネストローネ、無水調理で初めて肉じゃがを作ったときはホクホクの仕上がりに感動しました。スモーク用のチップを購入し、肉やチーズも手軽にスモークができ、ワンランク上の料理に変身させることができますよ。冬にはおでんを作ってほっこりです。
ストウブ鍋の蓋です。蓋だけで重さが約1.5kgあります😅
使わなくなるポイント
ストウブ鍋で炊飯していて困った点が、蓋にありました。炊けたご飯をお茶碗によそうのに、当時の子供たちには、蓋が重いのと、蓋のつまみが高温なので自分でよそう事が出来ず、私がやる事になってしまったのです。
「おかわりー!!」が嬉しいような、、炊飯器なら自分で出来るはずなのに・・・と、実はこの時にストウブ鍋を使わなくなる事がありました。
もちろん大人が使用するには問題ないです!私はミトンを使う習慣が無いので、調理したアツアツお鍋を移動させる時は、もっぱらキッチンに常備してあるタオルを使って、蓋も開けてしまいます。
ずっしり重い蓋と、蓋裏にあるピコ(突起)によって、お料理がグッと美味しくなるのですから、10年経った今でも頑張れます。
いつもは作る量の兼ね合いでフライパンでシュウマイを蒸していましたが、ストウブ鍋で作ってみました。まさにアロマレインのおかげで、シュウマイだけでなく、下にしいたキャベツまでしっかり旨みが染み込んで美味しくできました。
蓋を開けた瞬間にピコから滴る水分は旨みたっぷりなので、お鍋に戻すのをお忘れなくです!
ブロッコリーも少しのお水で、美味しく蒸す事が出来ます。写真はブロッコリー2株分ですが、短時間で均一に調理できるので、栄養も旨みも逃がすことなく、まさに一石二鳥ですね。
5合のお米を炊いた時です。
必要な時はお米6合まで炊いてしまいます。6合以上の炊飯には、ココット26cm以上の大きさが必要だと思います。
ストウブ鍋を日常使っての メリット・デメリット
メリット
- ご飯がとても美味しく炊ける
- 無水調理で食材のうまみを活かせる
- ストウブ鍋一つあるだけで、色々な調理方法に使用できる
- 見た目もおしゃれで気分が上がる
デメリット
- 鍋が重い
- 鍋のハンドルと蓋のつまみが高温になるので、素手で触れない
- シーズニングなど、多少のお手入れが必要(私は日常省いてますが問題なさそうです)
ストウブ鍋10年使った その答えとは!
大好きなストウブ鍋のメリット・デメリットをお伝えしましたが、やはり、重たい鍋は嫌!蓋のつまみが熱くなるのは困る!値段が高額。と検討項目はありますよね。
私も炊飯鍋として探していた時に、ストウブ鍋はとても憧れでしたが即決できませんでした。
時短料理にストウブ鍋でコトコト作れるのか?もっと効率の良いお鍋があるのではないか?ステンレス鍋には敵わないのではないか?など・・・
大丈夫です!解決方法がありますよ。
実はもう一つ、ストウブ鍋に負けないくらいの、おすすめなお鍋があります!
新潟県燕市にある宮崎製作所という日本の会社で作られているgeo(ジオ)・プロダクトシリーズの18-8ステンレス鍋です。
ジオ・プロダクトシリーズは服部栄養専門学校校長/医学博士の服部幸應氏が開発に関わっています。
「よいものを次世代に伝える」をコンセプトに、さらに「美しさ」を追求。
熱の伝導率、保温性など機能の必然性からの美しさを「機能美」と表現されています。グッとデザイン賞を受賞した見惚れるデザインと、まさに夢を込めた調理器具とし、服部氏は自信をもっておすすめしています。
煮る・焼く・炒める・炊く・揚げるだけでなく、無水調理・鍋ごとオーブン調理まで可能です。
ジオ・プロダクトシリーズの最大の特徴はウォーターシール効果です!
調理する際、鍋の蓋を乗せ加熱すると鍋本体と蓋の間に鍋内の水分が水の膜(ウォーターシール)を作って鍋を密封し無水調理が可能となります。
加熱後に蓋のつまみをつかんで蓋を軽くクルッと回してみると、ウォーターシールができていないと回らないのですが、ウォーターシールができると面白いようにクルクル蓋が回ります。
私が使っている容量が近い2つのお鍋で比較してみます。
ストウブ鍋とジオ鍋の比較
ストウブ鍋(24cm) | ジオ鍋(22cm) | |
容量 | 3.8L | 3.5L |
重さ | 約4.6Kg | 約1.7㎏ |
扱いやすさ | 洗って放置できない(サビの発生の原因になる) | たわしやスポンジで洗って放置可 |
価格 | 21、000円~ | 8、000円~ |
炊飯できる量は二つ共に同じで、最高6合まで炊いてしまいます。
美しいステンレス鍋ジオ・プロダクトシリーズは楽天市場で今すぐチェックです!
クッキングレシピも付いてますので、色々な使い方を発見できますよ!
まとめ
料理が得意でない私でも、ストウブ鍋で作った方が美味しいとわかるくらい、特別なお鍋のピコ・ココット。
時には、重いから今日は使わない。となる日もあれば、今日の料理はストウブ鍋でないと!と、こだわりさえ出てくる不思議なお鍋です。
お料理に時間をかけられない・お手入れは簡単なお鍋が良いな!という方にはジオ・プロダクトのステンレス鍋が断然おすすめです。
一番使い勝手の良い、お気に入り鍋が見つかりますように。